綾瀬すみれの裏話

こんにちは。
真珠夫人別館新人の
綾瀬すみれです。

昼職では会社員の私。
社会人になって約20年、、
色々な部門を経験してきました。

それぞれ、中々愉快な出来事がありますが、
やはり、一番のインパクトは
お客様相談室担当時代。

約100人のオペレーターがいる部門でチームリーダーをしておりました。

お客様からの貴重なご意見を承り、
レポートを作成し、
該当部門と連携。
サービス改善に活かすというお仕事。
当時、27歳だった私には、
中々刺激的なお仕事でした。

リーダーなため、
オペレーターが対応に苦慮している時は私が対応を替わります。

罵詈雑言当たり前でしたなぁ。
いちいち落ち込んでる場合じゃないので、
とにかく傾聴。
落とし所を探してました。

なかなか、個性的なお客様対応を日々していますと、
常連さん達とのやり取りが楽しくなってくるんです。

特に私たち担当者から人気(笑)だったのは、

徹子の部屋が始まると
同時に掛けてくる、
徹子の部屋芸人ならぬ、
「徹子じいちゃん」
当時、徹子の部屋は13時20分から
放送開始でした。
お客様の電話の後ろに
ついているであろうテレビから、
あのテーマが大音量で、
流れてくる事からつけられました。

苦情内容は常に同じ。
「なんで世界から紛争が無くならないのか」の一点。

「いやいや、人類が3000年かかって
今だに解決出来ていない
壮大なテーマを
イチ金融機関でどうこうできるワケないやないかー」と
ツッコミを入れてしまいそうだし、
そもそも当社顧客ではないお客様。

なぜ、数ある金融機関から、
当社をチョイスしたのか、
今だに謎。
名探偵コナンでも解けない謎。


しかしながら、おそらく話し方や、声の感じ、
テレビを大音量で視聴している背景からかなりの御年配で、
お寂しいのかな？という事で
毎回入電があると私が替わっておりました。
ひとしきり20分ばかり話したら、
「今日もありがとう。楽しかった。また明日」と仰せになって切電するのか定番でした。

数ヶ月月曜日から金曜日まで、
そのやり取りをしていましたが、
ある時からパッタリ入電が来なくなりました。

敢えて詮索はしませんでしたが、
人との関わりを持ちたくて、
少しでもぬくもりを感じていたかったのかな？と
あれから15年経ちますが時折思い出します。

あの時のお客様相談室のハードな日々で鍛えてもらったおかげで、
今の私があります。

配属ガチャと言われますが、
配属された先でどう花開かせるかを考えるのも、大切である事を学びました。

皆さまはどんな経験されているか、
是非教えてくださいね。
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