皆様こんにちは。
今回ご紹介させていただくのは、こちらの一冊。
野沢尚さんの「魔笛」
オウム心理教による事件を題材にしたと思われる小説です。
長編小説とはいえページ数はそれ程多くないのですが、緊張感のある展開と次々に変わる視点の中で、登場人物の様々な事情や心情に共感したり反発を覚えたりと、まるで映像作品を観ているようなスピード感がありました。
そして読了後は重い痛みがなかなか消えませんでした。
明るく楽しいお話が好きな方にはオススメできませんが、私の中では長く心に残っている一冊です。
作者の方は亡くなられているのですが、ドラマの脚本などもされていた方なので文体も読みやすく他作品にも面白いものが沢山あります。
興味がある方は是非読んでみてください。
オウム心理教による未曾有のテロ事件から29年が経ちました。
二度とあのようなことが起こらないよう、事件を風化させず平和への祈りを込めて、この一冊をご紹介させていただきました。
肉体的、精神的被害に遭われた方々のご快癒と亡くなられた方々へのご冥福を心からお祈りいたします。
「当たり前の日常」って本当に素晴らしいものですよね。
当たり前にある平和に感謝して、毎日を大切に生きていきたいと思います。
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