ヒュー〜〜〜〜★
ドカ〜ン★★★★★。
 天気が不安定な中で、花火の打ち上げだったので
 初めて見る光景だった。
 花火と交互に、激しい稲妻が光る。
【お!  花火かっ? 稲妻だ!】
『あっ、今度は花火だ!』
 稲妻と花火の夢の共演。 幻想的。
 どうやら、私、この土地の祭りに呼ばれたみたい。
 不思議な儀式のお祭り。
 凄く神聖なモノを感じる。
 お囃子を聞きながら、無意識に心の中でずっと祈りを捧げてた。
 お祭りが終わった途端に、バケツをひっくり返したような豪雨になった。
 皆さん、ズブ濡れ…………祭りの衣装も・浴衣も・お面も………。
 でも皆、楽しそうに笑ってたよ。
 この土地の人達、人間じゃないかも(^_^)。     私、狸や狐に化かされてるのかも。
 さてと!宿に帰って、温泉に入って・地酒を冷やでゴクゴク呑もう。 狐達と呑もう!
 最近…お酒の美味しさが少〜しわかって来た。